このまま生きていける感覚

 いつも先のことを心配していて、将来に備えることで今が過ぎていくような毎日。一人の時からそうだった。それが、たっちゃんが生まれて、ピークに達した時もあった。

 たっちゃんは今日も元気で、もう少しすると2歳になる。一緒に遊んでいると、目の前のことに夢中になっているのがよくわかる。積木を積み上げて壊して。また積んで。また壊して。永遠に続くのかと思えば、20回くらいで満足したらしく終わる。ちゃんと終わりもあるんだ。

 このまま、たっちゃんとずっと、いっしょに生きていくのが私の夢。たっちゃんが障害児だと分かった時、いろいろ心配した。普通の学校、行けないんだろうな、とか。でも今は、今も同じ年の子たちが歩いているけど、たっちゃんは歩けないけど、まあたっちゃんはたっちゃんだし、ハイハイと抱っこで何とかなるし、学校に行く時もみんなと違っても、まあ、と思える。たっちゃんは結婚も子どもを持つこともできないだろうから可哀想だし、私の友人たちが子どもの結婚式に出たり孫が産まれてたりしたら、私も寂しい思いをするのかなと思った時もある。でも今は、今までも私と友人たちはいろいろ違ったし、子どもの結婚式とか孫とかいいなーと思っても、そこにたっちゃんがいてくれれば、私にも幸せな毎日があるんだから、と思う。

 今日をたっちゃんと楽しむ。これからもずっと。それが私の夢。将来の心配に明け暮れるのではなくて。たっちゃんがくれた楽しい今。

恐怖のイヤイヤ期がやってきた

 話に聞き、恐れていた、2歳児のイヤイヤ期。いよいよ、たっちゃん(1歳10か月)にやってきたらしい。以下、た:たっちゃん、母:お母さんである私。

た:シャボン玉したい。

母:じゃあ散歩に行こう。

た:いいね~。

母:あ、おむつ替えていこう。

た:イヤ!

母:濡れてんじゃん。モコモコなってんじゃん。かぶれるぞ。

た:絶対イヤ!

母:とりあえず、脱いで。

た:脱がないし。

母:いや、脱がすし。

た:わーい!もうおむつしないし。

母:いや、しとこう。

た:しないもんねー(逃げていく)

母:じゃあ散歩行けないね。

た:散歩行く。

母:無理でしょ裸で。

た:あ、おしっこ出たよ。

母:ほら~だからしとけって言ったのに。ほら雑巾で拭くからどいて。

た:イヤ!俺が拭く。

母:いやそれ被害拡大させてるだけだから。

た:拭けたよ(ニコ)。

母:ありがとう。拭き直させて。そして、おむつして。

た:いいよー。

母:え? いいんだ。じゃあ、

ということで、予定より30分遅れまして無事に散歩へ出発できました。歩くのもまだ、しゃべるのもまだなのに、イヤイヤ期だけやってきたのかしら。これからどうやって育てていけばいいのかしら。ついつい見守ってしまうのだけど、バアバには放任や甘やかしと言われてしまう。躾のやり方がわからない。