よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

体調の悪さは、「つわり」ではなかった。

 天気は悪いけど、私の体調は雲が晴れるようにすっと良くなってきた。くちびるの横にはひどい口唇ヘルペスが出現。このところのひどい体調は、やっぱり風邪か何かひいていたんだと思う。お腹の中に彼子ちゃんを受け入れるために、妊婦は免疫力が下がると聞いたことがある。それで、インフルエンザの時のような眠気と、胃腸炎の気持ち悪さと、体力が落ちた時によくあるめまいと頭痛が、怒涛のように襲ってきていたんだと思う。つわりなら、妊娠2か月から3か月へと、ひどくなっていく時期だ。

 先週末はすごく具合悪くて、でも単なるつわりだと思っていて、周りからも風邪の時のように(本当にただの風邪なのか? 大事にしないと悪い病気になっていくんじゃないか? と)心配されていない気がして、精神的にもあまりよくない状態になってしまった。仕事中の彼にメールをして、返事が来ないうちにまたメールをして、しかも内容が「しんどいよー」っていう泣きばっかりでどうして欲しい感じでもないという、悪いことをしてしまった。私が、そんな風に彼を困らせるようなことをする女性だと思わなかった。彼は決して怒らなかったけど、内心では私の評価が下がったんじゃないかなって気になってしまう。もうしょうがないのだけれど。

 今日もまだ病み上がりといった感じで、これまでのように朝ぱぱっと家を片づけたり、精力的に仕事をしたりはできない。だめな私とつきあっていくのは、元気な時にどんどん頑張るよりも難しい。でも、「気持ち悪い!」から解放されて、穏やかな気持ちで彼子ちゃんのことを考える余裕が増えたことが嬉しい。