よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

毎日トマトを食べる妊婦

 妊娠すると、食べ物の好みが変わったり、料理の匂いが辛くなったりすると聞いていたけれど、そうでもない。元々苦手だったブロッコリーが全く食べられなくなったことと、空腹を紛らわすためにちょこちょことお菓子を食べていたら、甘いもの大好きなのに、ちょっと食傷気味になってお煎餅やフルーツの方が食べたくなったくらい。

 妊娠前から好きだったトマトは、大好きになって毎日食べている。野菜だから食べるのに罪悪感がないし、貴重な栄養素が摂れる緑黄色野菜でもある。料理も不要ですぐ食べられる。そのまま食べる他に、ドレッシングをかけて、あるいはお酢をかけてヘルシーに、塩を振って甘味を引き立てて。トマトジュースは苦手だし、焼きトマトも特に好きじゃないけれど、オリーブオイルとニンニクでさっと炒めて、ツナか何か足したりして、フレッシュトマトのパスタソースにするのは美味しい。それから、禁断の砂糖がけトマト。母の実家にこっそり伝わる食べ方で、塩で甘味が引き立つのの反対なのに、やっぱり甘くて美味しい。外道な感じがするからこっそり伝わっているのだけれど、カロリーが高くなるという点でも今はこっそり食べている。

 毎日同じものを食べるのは体に良くないというけれど、調べてみたら、妊娠中にトマトを毎日食べても、いいところはあっても悪いところはほぼ無いようだ。ビタミン類が摂れるし、リコピンも体にいいし、特定の栄養素が過剰になるくらいにトマトを食べるのは難しいみたいだ。

 トマト好きなお母さんから、トマト好きな子が産まれてくるのかな。二人でご飯を食べるようになっても、きっとトマトを食べる。