かわいいかわいいかわいい

 たくさんのことがあの日からあって。陣痛が本当に辛くてありえないくらい痛くて、最後は陣痛促進剤も使って鉗子分娩にもなって、ぎりぎりで帝王切開にはならなくて。暖かくて柔らかくて本当に本当に愛おしいたっちゃんが誕生して。嬉しすぎる興奮状態の中で、でもたっちゃんはNICUに運ばれていって、心臓の手術が必要かもしれないと言われて、それから、ダウン症候群の検査をして他の合併症にも備えた方がいいと言われて。たくさん心配してたくさん泣いて、でもたっちゃんに面会すると本当に本当にかわいくて幸せで、長生きできますようにと神さまに祈りながら、点滴や心電図の線がいっぱい繋がっているたっちゃんをせめて一生懸命に抱っこして。筋力が弱いせいか、なかなか降りてこれなかったたっちゃんを取り出すために、大きくなった会陰切開の傷の痛み。夫の涙。母からの差し入れ。

 主治医の先生からも「当初の予測より早く退院できるようになりました」と言ってもらって、ようやく我が家に迎えることができたたっちゃん。とにかく、かわいいかわいいかわいい。私はまだ、混乱の中にいる。とにかく、たっちゃんを育てていく。お母さんになったのだから。