はいはいの練習

 ベビーヘルメットを買った。何かの宗教みたいな、特殊な治療装置みたいな、それにしてはちゃっちいような帽子をたっちゃん(0歳6か月)の頭に乗っけてみた。王冠型の布団みたいなヘルメット。あごひもが付いてるけど、もちろんなめなめされて頭上に結ぶしかないベビーヘルメット。わが子のfunnyなかわいさが増強されて、眺めて笑いが止まらない。

 でも真剣な気持ちで準備したんだし、効果には期待している。寝返りをころころとできるようになって、リビングの真ん中に引いたパズルのようなジョイントマットから転がり落ちて頭を打ったから(一瞬も目を離してなかったのに、間に合わなかった)、マットを拡張しなきゃいけないと思った。でも、部屋の隅々まで敷き詰めることはできないし、掃除も大変というか不完全になって不衛生になりそうだったし。発想を転換して、たっちゃんの頭を守って、狭い東京のマンションなりにスペースを確保したリビングの床に放牧することにした。

 はいはいを上手にできるようになって欲しい。それが体の基礎を作ると聞いたから。それなのに、狭いマットの上に赤ちゃんを置いておくなんて、矛盾している。はいはいの練習にはカーペットよりも床の方がいいらしいし。そう思い立って、アマゾンで注文したベビーヘルメット。ピンクの方がブルーよりも数百円安かったから、ちょっとケチって男の子にピンクを買ってしまった。

 いっしょに床に転がっていると、視点が変わって結構楽しい。腹ばいで頭を持ち上げていると、背筋を結構使うことにも気づいた。お母さんと一緒に育っていこうね。