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心を育てる

 賢い子どもに育てるには、結局、心を育てることが大事であるという結論に至った。赤ちゃんに心があるものとして接する、子どもの心を大切に扱う、心があるならそれを使うことが、人間を人間として育てることなんだ。

 幼児教育とか、知識の詰め込みとか、右脳開発とか、フラッシュカードとか、結局、効果のあるものとないものとがある。賢さとは、思考力であり、思想であり、抽象概念の獲得であり、脳での知的な操作である。それは、人が人の中で生きていくためのものであり、他人の中で生きていくことで磨かれる。心の理論が然り、共同注意や三項関係も然り。

 赤ちゃんが安心できること。世界を信じられること。心地よく、のびのびと過ごせること。この世に根っこをはれること。

 いっぱい抱っこして。いっぱいお話して。いっぱい笑って。時にはただそばにいて。時には託して。ふんわりと、いっしょに生きていくこと。