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赤ちゃんの心臓病

 横向きに寝ている子どもの顔がひしゃげて、ひどいことになっている。たっちゃん0歳8か月。ニコニコっとすると、本当に、「お母さん人生楽しいよ!」みたいなオーラを発するし、おもちゃで上手く遊べなくてブーとなったり、離乳食がお口に合わなくてペッペする時には、なかなか渋い顔になる。まあただの親バカなんだけど、まあ自分の子って可愛いものだ。

 今日は小児循環器科の定期受診だった。心臓エコー検査を、3か月ぶりにした。たっちゃんは生まれた時、房室中隔欠損症と言って、心房中隔欠損症と心室中隔欠損症を併せ持っていた。心臓に2つも穴が開いていた。それが、1つは塞がっていた。もう1つも、小さくなっていた。体重も順調に増えているし、心臓も負担がかかって大きくなってきたということがないし、今回も手術の予定は立てられなかった。このまま様子をみて良いということだった。パチパチパチ。拍手喝采。たっちゃんは本当に偉い。小さな体で、よく頑張っているね。

 生まれてすぐとか、初めての退院をする前に、心臓の手術をして治ったお友達を見ると、うらやましく思うことがある。大変だっただろうし、リスクも負ったんだろうけど、でも治した後はすっきりさっぱりに見えて。うちみたいに、ずっと心のどこかに引っかかって、急に具合が悪くならないかなとか、いつか手術になったら心配だなとか、毎日やっぱり気にするのもちょっと辛いなとか思ったりして。

 でも、こんなに有り難いことはない。普通の生活をしながら、心臓の穴が塞がっていくなんて。もう一息、いま残っている穴も、どうか、どうか塞がってください。たっちゃん、好き嫌いなくご飯食べようね。あなたがちょっと嫌がる、赤いニンジンさんやつぶつぶ挽肉さんが、きっとあなたの心臓を治してくれるから。神様にも祈りましょう。お母さん、今までそんなに人に誇れるような人生を送って来なかったけど、たっちゃんの心臓の穴を神様が塞いでくれるように、これからはもっと精進します。