よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

子どもから学ぶ人生訓

 人生楽しくて仕方がないといった満面の笑みに、思わずぷっと吹き出しそうになる。何がそんなに楽しいの? 嬉しいの? まあ、良いことなんだけど。たっちゃん0歳9か月。床に放牧されて、にっこにこしながら、大好きな椅子の足までにじり寄って噛み噛みしている。

 子育てに悩んだ時にも、この子の笑顔を思い出せれば、何とかなりそう。お母さん、しっかり脳裏に焼き付けておこう。目尻下がりまくり、口角上がりまくりのこの笑顔を。

 生まれてきた甲斐がある。人生には生きる価値がある。そんなことを無言で教えてくれる赤ちゃんの笑顔。「あー」とか「ぶー」とか、必ずしも無言ではないけれど。

 そして離乳食をよく食べる。このところ急に、食べまくる。以前は苦手だった赤い物だって平気。今日は刻んだスイカをぱっくぱく。大きくなれるよ、君。元気に育つよ。お母さんと約束だからね。元気に楽しく暮らします。絶対そうなんだから。