添い寝、添い乳

 たっちゃんは最近、いっちょまえの赤ちゃんになって、おっぱいを咥えながら寝るようになった。お腹が空いていなくても、おっぱいが出ていなくても。小さな赤ちゃんだった頃は、おっぱいを飲むのが苦手なようで、お腹が空いていても途中でやめてしまって、哺乳瓶でミルクをあげるとごくごく飲んでいたのだから、ずいぶん成長したものだ。

 今日は更に、ミラクルなことをした。私が横向きに寝たら、たっちゃんが寄ってきて、下側のおっぱいを添い乳したまでは、いつものこと。でも、しばらくしたら徐に下側のおっぱいから離れて、ハイハイみたいな格好になって、上側のおっぱいを飲みにきたのだ。言ってくれれば、私が逆向きに寝返りして、たっちゃんのことも動かして、逆おっぱいを飲めるようにしてあげたのに。いつもそうしているじゃない。今日はどうしたんだろう、ずいぶん器用なことをするものだ。

 赤ちゃんは本当に日々成長してくれて、無限の可能性を秘めていて、そして意外にひょうきんでおもしろい。私はそんなに母性に溢れている人間ではないと思っているので、子どもが生まれて愛せるか心配だったけど、こんなに可愛くて何の心配もいらなかった。