よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

育てる自信

 寝る前のミルクをごくごくと飲みながら、だんだんと目を閉じていった我が子。飲み終わってぱっちり目を開けるんだから、苦笑い。かわいいからいいんだけど、寝てくれてちょっとほっとしたところだったような。ミルクまで飲んじゃって、次はどうやって寝かしつけよう、抱っこしてふらなきゃだめかな、1歳の誕生日を前にだいぶ重たくなってるんだけど。かわいいからいいんだけど。

 結局、二人横になっておっぱいを出したら、積極的にくっついてきて、おっぱいはむはむしながら速やかにぐっすりさんになった。そうしながら、「育てられそうだな」とふと思った。思ってから、今まで、子育てしていく自信がまだ無かったのかな、と気が付いた。大きな病気もせず、手術するようなことにもならず、1歳を迎えられそう。それで安心したのもあるけれど、やっぱり日々育っていくこの子を見ていて、自信が積み重なってきたような気がする。

 子育てというのは、病気を治すことに似ていると思う。時間が経つことが、何よりの薬であることが、似ていると思う。目指すところが、人それぞれであるところも、似ていると思う。

 これからいろんなことがあるだろうけど、お母さんは、あなたと生きていくことを嬉しく思っています。親子はいつまでも親子だからいいね。