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変わった生き物が可愛い

 何だか変わったすごく可愛い生き物が、全身全霊で私のことを慕っている。自分の子どものことを、こんな風に言ったらおかしいのかもしれないけど、そう思う。ずりばいでずりずりとお母さんの方へやってくる、たっちゃん0歳10か月。犬っぽい。人面犬、なんて言ったら私の母に怒られそうだ。寝起きの顔は猫っぽい。目が開きにくい感じで細めて、なぜか口もうにーっと横一文字に、猫っぽい。

 私の母は母性本能に溢れた人で、たっちゃんにも惜しみない愛情を注ぎ、たっちゃんはほとんどその愛に溺れている。例えば、離乳食のお粥は、一晩水に浸した特定の白米を何時間も炊いて作ったものしか、食べさせたくないみたいだ。私なんか、大人用に炊いたご飯をちゃちゃっと煮て、それを食べさせようとするから、母に信じられないという顔をされる。私も精一杯たっちゃんのことを愛しているつもり、というか、愛さずにいられない私の大切な子どもなんだけど、いかんせん性格がね。雑で面倒くさがりなお母さんでごめんね。

 たっちゃんがしゃべるようになったり、歩くようになったりするのが、すごく楽しみ。ゆっくりでいいんだけど、期待してごめんね。大好きだよ、たっちゃん。