おっぱいさん(おっぱいの存在意義)

 おっぱいにさわさわとのびる手。微笑ましい。先っぽをこねこねしたり、びよーんと引っ張ったり。爆笑したくなるのを堪える。

 たっちゃん1歳6か月。眠りにつく前や、そうでなくても抱っこしてる時とか、お母さんのおっぱいを良く触る。やっぱり赤ちゃんって、おっぱいが好きなんだなあ。

 出産後に大きくなった胸も、もう元に戻ってしまった。たっちゃんが触るところがなくならないように、お母さんはできるだけ食べている。痩せると胸の肉もなくなるし、おっぱいの脂肪がどんどん吸収されてしまいそうだから。

 やっぱり、おっぱいって安心するんだろうし。だってこれ一つを栄養源に生きてきたんだから。おっぱい触っていい気分になれるんなら、いいことじゃないか。

 なんて話を、妊娠中の女友達にしたら、「それが長じて男の人になるんだね!男はいつまでもおっぱい大好きなんだから、もう」みたいな反応で、ああそうなんだと思った。

 今の私からしたら、お母さんからしたら、「おっぱいってこのためにあったんだ」っていう、「おっぱいでつながれるっていいな」っていう、そんな感じ。お母さんっていうか、おっぱいさんになったっていう、そんな感じ。