子育てのブレイクスルー

 冬を耐え忍んで春が来るとは、本当に陳腐なたとえだけど、もしかして本当かもしれない。この暑い夏の日に思う。いろいろなことが次々に起きて、書き留めるのも大変なくらい。ただ、じっと耐えてきたことが、いい方向に動き出して、まだぬか喜びしてはいけないとはやる心を抑えながら、目まぐるしい日常についていくのが、やっと。

 たっちゃん1歳9か月。3か月の頃からベビーサインを親はしていたが、最近、爆発的にたくさんのサインをしてくれるようになった。少し前から、身振り手振りで意思疎通を図ろうとはしていたけど。口を開けて指さす姿は、ちょっと違うけど「ミルク」のベビーサインに違いない。それから、独り言とか、復唱の他に、呼びかけるように大きな声を出して何かを伝えるようになった。何とか、スプーンでご飯を口に運ぶようになった。パズルもする。そして、たっちゃんのお父さん。別居中の私の夫。ずっとずっとすれ違って傷つけあってきたのが、もう何度目かの最後の手段として私の日記を送ったら、なんと以前の優しい人の面影が戻って来た。まだまだ油断をしてはいけないけど、希望の光がさしてきた。

 辛い時は、ただじっと、無駄なエネルギーを使って余計なダメージにならないように耐えることが必要だと言うのが、私の信条。明けない夜はない。陳腐だけど。大切なこと。たっちゃんにも覚えてもらいたい。