どうしようもない人、としか思えない

 今までずっと、夫婦は、家事と育児と仕事(収入)を分け合うものだと思ってて、それも平等にというか半々でというか、それが絶対的な常識だと思ってた。だから夫がそれをしてくれなかったことを、延々と恨みに思ってきた。

 でもそうじゃなくて、そうじゃない常識を持ってるというか、そんな考え方をしないで、もっと違う原理原則に基づいて動く人もいるんだなということに、今日気付いた。「海よりもまだ深く」という映画の原作の小説を読んで。その小説には、私からするとすごいダメな父親であり夫である男の人が出てくる。というか主人公なんだけど、私からすると主人公なのに、何でこんなことするんだろうと理解できない。でも、こういう人がいるんだなと気づいた。小説だから、いないかもしれないのに、すごいリアリティーがある。物語は、純粋科学と違う力を持つ。

 だからどうしようというのは、また別問題で、私の気持ちというものもあり、そうそう変わらない。まだ恨みに思っている。だけど、これからどうしようかなあと考える時に、材料として、新しい視点を持てた気がする。なんで、なんで、と思ってきたけど、単に、ああいう人もいるのかもしれない。