よく歌い、よく笑う。

2015年10月に生まれた突然変異体(ダウン症)ニャタは育っています

はじめて並べる

 ミニカーを一列に並べていた。たっちゃん2歳3か月。新しい遊びだ。何か高度な感じがする。まず、ミニカーを他から区別して認識したこと。ディープラーニングと同じなのか、どれがミニカーで、これはボールで、あっちは人形というように。色もサイズもバラバラ、トラックや緊急車両など形もいろいろ。でもタイヤはどれもついているな、そこに気づいたのかな。タイヤある、タイヤない、なんてこっそり思っていたんだとしたら、それもそれですごいことだ。この間生まれた赤ちゃんだったのに!

 それから、一列に並べるという行為。図と地が別れたというか。ある程度以上、自分の体の動きをコントロールして物品を操作できなければ、並べることもできないし。1個や2個の物しか扱わなかった頃には、列もできなかったし。

 できるようになったことは、やりたいのが、このくらいのお年頃の性。時間をかけて、ミニカーの列を作っていく。その列の先には、新しい世界が広がっていく。